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日本橋
国立文楽劇場と上方芸能

日本橋エリアには、大阪にある唯一の国立劇場である『国立文楽劇場』があります。

国立文楽劇場は、文楽をはじめ邦楽・舞踊・民俗芸能・歌舞伎・大衆芸能などの伝統芸能を上演する劇場で、世界に誇る日本の舞台芸術を鑑賞することができます。

客席は753席。廻り舞台やセリなどの仕掛けが舞台に施されているほか、演目に応じて可動式の花道も使われます。

 

人形浄瑠璃文楽は、物語の語り手である『太夫』・『三味線』・『人形』が三位一体となった総合芸術で、通称「文楽」と呼ばれ、日本を代表する伝統芸能の一つです。

 

文楽は、他に類を見ない舞台芸術として世界的に評価され、ユネスコ無形文化遺産に登録されており、日本を代表する伝統芸能として世界へも活躍の場を広げています。

素晴らしい公演が定期的に開催されているので、ぜひ劇場に足を運んで文楽の世界を味わってくださいね!

 

国立文楽劇場 https://www.ntj.jac.go.jp/bunraku.html

 

また、大阪を中心に発展した、落語、漫才、講談、浪曲、上方舞などの舞踊である上方芸能も盛んです。漫才は、主に二人での掛け合いの話を楽しむ日本でも大人気の芸能で、落語と講談は、一人で物語を語ります。落語は、身振り手振りを交えて滑稽な話や情に訴える話を演じる芸です。

講談は、歴史の事件、それに関連した人物の伝記を読みあげます。浪曲は、三味線を伴奏として独特の節と語りで物語を進める語り芸です。

 

上方舞は、日本舞踊の一種であり、能の動きを基本に歌舞伎や浄瑠璃の要素を加えたもので、優雅な落ち着いた舞が特徴です。 女性の心理を表現した演目が多く、深い心情を舞で表現しています。座敷で舞われる事が多いので「座敷舞」とも呼ばれています。

 

現代のミナミでは、上方芸能が発展した江戸〜昭和時代に比べると気軽に楽しめる常設の演芸場や寄席が減ってしまいましたが、国立文楽劇場での各企画公演やなんばグランド花月での漫才や落語の公演ではまだまだ上方芸能を鑑賞することができます!

 

ぜひ、大阪の芸能を楽しんでみてくださいね!

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