日本橋は、道頓堀川に堺筋沿いに掛かる橋のことを指し、今では日本橋筋商店街(通称:でんでんタウン)までのエリアをそう呼びます。
江戸時代は宿場町として栄え、明治から大正時代は古着や骨董品、日用品を販売する店が集まる大阪有数の商業エリアだった日本橋。「眺望閣」という、当時では珍しい五階建ての建物が建てられ、現在は『五階百貨店』でその当時の名残をみることができます。
大正時代には古書店街としても栄えていた日本橋ですが、昭和時代に入ってからは、ラジオや蓄音機、レコード店が登場、第二次世界大戦後にはラジオや無線機の関連部品などを販売する店が増え、その後冷蔵庫・テレビ・洗濯機のブームにより家電製品を販売する店が急増し、『電気街』として有名になりました。
日本橋筋商店街 https://www.nippombashi.jp
エアコン、オーディオ製品、パソコン、ゲーム機、スマートフォン、デジタル家電などの電気製品全般が揃うお店の他、カメラ専門店、パソコン周辺機器やパーツ販売をする専門店もあり、マニアにはたまらないエリアです。
近年では、マルチメディア関連の店舗の急成長でゲームソフトやアニメ関連グッズ、ホビー用品を販売する店が増えたことで、『電気街』だけでなく『オタク街』としてじわじわ有名になっています。